腰痛

腰痛の症例報告

腰痛とは

腰痛とは、腰に痛みや張り、重だるさを感じる症状を指します。腰そのものの問題だけでなく、姿勢や生活習慣、精神的ストレスなど様々な要因が絡み合っていることが多く、日常生活に支障をきたす代表的な症状の一つです。

あるデータによると、腰痛は長年にわたり国民が訴える症状の第1位を維持しています。東京大学研究グループによる大規模調査（LOCOMOスタディ）では、腰痛の有病率は38％（男性34％、女性39％）と報告されており、日本の40歳以上の人口で約2,770万人が腰痛に悩まされており、現代病ともいえる症状の一つです。

また、職業性疾病の第1位も腰痛であり、全体の約6割を占めています。生涯有病率は80％を超えるとされ、ほとんどの方が一生のうちに一度は腰痛を経験することになります。

腰痛を放置すると、一時的に症状が落ち着いたとしても再発を繰り返すことが多く、慢性化するリスクが高まります。血行不良により筋肉が固くなり、痛みが増強するだけでなく、無意識に痛みをかばう姿勢を続けることで体のバランスが崩れ、猫背や反り腰などの姿勢不良を引き起こします。

さらに自律神経の乱れから睡眠障害などの二次的問題も生じやすくなります。最悪の場合、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの重篤な状態に発展し、日常生活に著しい支障をきたしたり、手術が必要になったりすることもあります。

腰痛の原因

開院以来、当院には腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果、施術経験から断言できるのは、腰痛の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

腰痛の原因として次のものが挙げられます。

腰痛はこのような複数のが原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、生理的湾曲の減少や腰の関節の可動域低下により末梢神経や血流に機能障害が起きて腰部の筋肉の炎症や負担がかかり、それが腰痛となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腰痛でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

コルセット装着

腰椎コルセットなどの装具を使用して腰部を固定し、安静と痛みの軽減を図ります。急性期には有効ですが、筋力低下が起こるため長期使用は避けるべきです。

リハビリ

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。身体の歪みがあると適切な動きができないため、過度な運動は症状を悪化させることもあります。間違った方法で行うとこれもまた症状を悪化させます。

腰痛を改善するために

まずはあなたの腰痛の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば改善することはないからです。一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腰痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状を見逃さないように検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腰痛のQ＆A

腰痛は自然に治りますか？

きわめて軽度なら自然に治りますが、原因や種類によっては長期化・慢性化するリスクがあります。特に痛みが強い場合や長引く場合は、早めの専門的なケアで回復を早めることが重要です。

腰痛の人がやってはいけないことは何ですか？

重い物の持ち上げや急な動き、長時間の同じ姿勢の維持は避けるべきです。特に前かがみの姿勢での作業や、腰をひねる動作は腰への負担が大きくなります。また痛みを我慢して無理をすることも、症状を悪化させる原因になるので注意が必要です。

画像検査で異常がなくても腰痛が続くのはなぜですか？

レントゲンやMRIで異常がなく、腰痛の約85%は「非特異的腰痛」と呼ばれ、画像検査では明確な原因が特定できません。筋肉や靭帯の問題、姿勢不良、ストレスなど様々な要因が関与しているため、総合的な視点での評価と対応が必要です。

腰痛に効く市販薬や湿布はありますか？

一時的な痛みの緩和には消炎鎮痛剤の内服薬や外用薬が有効ですが、根本的な解決にはなりません。また、心因性腰痛や慢性化した腰痛には効果が限定的なことも多いです。症状が長引く場合は自己判断せず専門家に相談しましょう。

腰痛が慢性化するとどうなりますか？

3ヶ月以上続く慢性腰痛になると、痛みに対する脳の感受性が高まり、心理的要因も複雑に絡み合います。また日常生活の質が低下するだけでなく、ヘルニアや変形性関節症などの二次的問題も生じやすくなります。早期からの適切な対応が重要です。

腰が痛くなる寝方や座り方はありますか？

柔らかすぎるマットレスでの睡眠や、歪んだ姿勢での長時間の作業は腰に負担がかかります。また、足を組んで座ったり、猫背姿勢、片方に体重をかける立ち方なども腰痛の原因になります。正しい姿勢を意識することが大切です。

腰痛で悩まされていた皆さまも当院で整体施術を受けて、以下のような変化がありました。

当院の整体と腰痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

日に日に良くなって行くのを実感

痛みや痺れもほとんどなくなりました